そこそこ競馬する方なら当然知っていることですが、意外と知らないで馬券買っている人は多いはず。
競走馬は調教師が、馬をどの距離、コースでその馬が一番よいパフォーマンスできるかを考えながら調教をします。
しかし残念ながら調教師はレースで走らせて初めてその馬の状態を確認することになるのです。
それは一番の情報源がレースに跨った騎手だからです。
もちろん血統は、大事なことですがそれが全てでないのです。
まずデビューして、すぐ勝てる馬もいますが勝てない馬には、勝たなくてもいいある条件でデビューする馬がいるのです。
競馬ではデビュー戦は、新馬戦と言います。
新馬に勝てなくても、5着までに入ることを目標でレースに挑む馬がいるんです。
なぜ5着までかと言うと、それが優先出走権獲得できるからです。
では、なぜ優先出走権を獲得したいのか?
それは次に出せるレースに必ず出走できるからです。
跨った騎手から距離、コースの適正を確認して、
調教師は次のレースを決めるのです。
そして馬の調子を逆算してトレーニングします。
しかしこの権利がなけてばそのレースに出したい馬が沢山いると除外になり一番のピークに仕上げても無駄になるからです。
私たち馬券購入側からすると、優先出走権のある馬を競馬新聞で簡単に探すことができるようになることで、どの馬が調教師が計画的にトレーニングしてレースに挑んできたからわかります。そのような馬が1着に来る確率はかなり上がります。そうすると馬券は当たりやすくなります。
では優先出走出走権は
未勝利戦で例を出します。
JRAの規約から
『自ブロックの所属で過去1ヵ月以内に5着以内の成績を収めた馬。』
自ブロックとは、
栗東トレーニングセンターの所属 京都、阪神
美浦トレーニングセンターなら東京、中山
上の条件が一番の権利があり、未勝利だけで第六番まで条件があります。
馬券を買う側がこのことを知っているだけでキチンとレースに挑んできている馬がわかります。
逆にレースに出てきているだけの馬もいることがわかりますよね。
そのような馬は、出走手当を貰らいにきてるのです。まだ力がないけどレースで調教して馬本来の動物的行動力を上げさすのです。
未勝利などては、勝ち負けにきている馬がこのような紙面から簡単に分けることかできるのでありがたいです。
未勝利以外にも優先出走権の条件があるので、知っているのと知らないのでは、馬券の的中率に関わるので大切なことだとわかってもらえたでしょうか?
まだまだ競馬は奥が深いので、面白い話を書けたら書きます。
あまり上手に書けてないけど、日々努力します。